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洗浄と消毒
1 かみそり編
消毒する前に十分洗浄することが必要です。「理容師法施
行規則第24条」および「美容師法施行規則第24条」で、
消毒前に十分な洗浄をすることを明記しています。
*消毒する前に家庭用洗剤をつけたスポンジなどを用いて 器具の表面をこすり、十分な流水(10秒間以上、1リットル以上)で洗浄します。消毒は下記のいずれか(@〜B)の方法で行います。
@煮沸消毒器による消毒:沸騰してから2分間以上煮沸します。
Aエタノールによる消毒:76.9v/v%〜81.4 v/v%エタノール液(消毒用エタノール)中に10分間以上浸します。
B次亜塩素酸ナトリウムによる消毒:0.1%次亜塩素酸ナトリウム液(有効塩素濃度1,000ppm)中に10分間浸します。
*消毒後の水洗いなど
1 消毒した後は後水でよく消毒液を洗い流しておき、刃物は必要に応じて油をさしておきます。
2 消毒した器具は使用済みのものと区別して、収納ケースなどに保管します。
*かみそり以外の器具でも、血液が付着しているもの、またはその疑いのあるものは上記のような消毒を行い
ます。
今回は、前回のかみそりの消毒に続き、かみそり以外の器具で血液が付着している疑いのないもの(はさみ・ブラシなど)の消毒方法です。 まずは、洗浄して汚れを落とすことが大事です。
・ 前回掲載した煮沸消毒器、エタノール、次亜塩素酸ナトリウムによる 消毒のいずれか。 ・ 紫外線照射による消毒:紫外線消毒器内の紫外線灯より85μ
w/c・ 以上の紫外線を連続して、20分間以上照射します。 ・ 蒸し器などによる蒸気消毒:80℃をこえる蒸気に10分以上触れさせ ます。 ・
エタノールによる消毒:76.9v/v%〜81.4v/v%エタノール液(消毒 用エタノール)を含ませた綿もしくはガーゼで器具表面 を吹きます。 ・
次亜塩素酸ナトリウムによる消毒:0.01%〜0.1%次亜塩素酸ナトリ ウム液(有効塩素濃度100〜1000ppm)中に10分間以上浸します。 ・
逆性石鹸液による消毒:0.1%〜0.2%逆性石鹸液(塩化ベンザルコニ ウムまたは塩化ベンゼトニウム)中に10分間以上浸します。 ・
グルコン酸クロルヘキシジンによる消毒:0.05%グルコン酸クロル ヘキシジン液中に10分間以上浸します ・
両性界面活性剤による消毒:0.1%〜0.2%両性界面活性剤液(塩酸ア ルキルポリアミノエチルグリシンまたは塩酸アルキルジアミノエチル グリシン)中に10分間以上浸します。
タオル類の消毒 加熱による場合、使用後のタオル類を洗剤で洗浄した後に蒸気消毒器内に入れ、器内80℃を越えてから10分間以上保持する。 消毒液による場合、使用後のタオル類を次亜塩素酸ナトリウム液に浸し消毒する。消毒終了後に洗濯する。
手指の消毒について・・・「指爪は短く切って、いつも清潔に」 手指の消毒も大切です。まず、消毒前に石鹸・ブラシ等でよく洗浄します。 消毒には速乾性擦式消毒剤を使用するか、消毒液中に手を浸します。 消毒液中に浸す場合は、0.05〜0.1%逆性石鹸液、0.05〜.2%両性界面活性剤液、0.1〜0.5%グルコン酸クロルヘキシジン液などを使用し、30〜60秒もみ洗いします。
その他の消毒 シェービングカップなどの間接的に皮膚に接する器具類についても材質に応じ今まで掲載してきた消毒方法のいずれかの方法で消毒する。 この他、毛髪箱、汚物箱などの設備についても適宜消毒する。
3回にわたって消毒について掲載してまいりましたが、私たち理容師にとって非常に大切な事柄です。 きっちりとした消毒方法を実行していきましょう。
・厚生労働省法令等データベースシステム 「理容師法」と検索 ・全国生活衛生営業指導センター
衛生情報ページ内「理容所、美容所での新しい消毒方法」(PDF)
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